[さぁつくってみよう]

初めて作られる方はまずココの注意を読んでください。
ココに載せている作り方は、あくまでも私「ぷよ」のやり方です。
もっと詳しく載せているサイトはたくさんありますので、いろんなサイトを回ってお勉強してください。


用意する道具>

●ボウル(ステンレスやガラス。アルミはだめです)
●温度計(苛性ソーダ、オイルの温度を測る。出来れば2本あるほうがいいかな)
●大き目のガラス瓶(コーヒーの空き瓶など。苛性ソーダを溶かす)
●量り(1g単位で量れる物。デジタル量り。)
●泡だて器・ブレンダー(電動の泡だて器は×。生地が飛び散るので危険です)
●ゴムベラ(生地を型に流し込む時)
●型になるもの(牛乳パック・ゼリーのカップなど)
●段ボール箱・発泡スチロール・毛布など(石鹸を保温する為)
●計量スプーン・カップ(液体オプション・粉系オプションを測る)
●ゴム手袋
●エプロン
●マスク(タオルを口元で結んでもOK)
●ゴーグル・眼鏡などの目を保護できるもの
●着衣は長袖が良いよ
●新聞紙(床やテーブルの上に敷く)
●キッチンペーパー(テッシュペーパーでもOK。ぶ厚めの方が使いやすいけどね)
用意する材料>

●オイル
 オイルには個々違った特性を持っています。
 
いろんなオイルの特性を知って、自分に合ったオイルを探す参考にしてみてください。
●苛性ソーダ
 何度も言いますが、取り扱いには十分気をつけてください。
●水
 水といっても「水分」。水を使う時は精製水を使うことをお勧めします。
 他にもハーブティを使ってみたり、ミルクを使ってみたり・・・
●ハーブやエッセンシャルオイルなどのオプション素材
まずテーブルや床に(写真には無いけど)
新聞紙を敷きましょう。
椅子の上なんかも忘れずに・・・
いる物をそろえましょう。
[おさらい]
空き瓶、ボウル、ゴム手袋、量り、ゴムベラ、泡だて器、温度計。
(右上に写っている赤い蓋のものは苛性ソーダです)
ココにレシピを書いた髪を置いておくと便利です。
量り間違いも少ないと思いますょ。
私はまず苛性ソーダを量って、アルカリ水を作ります。
危ないので、苛性ソーダと水を合わせた写真は無しです。
苛性ソーダと水をあわせたところ。
アルカリ水を作るのはいつも勝手口の外。
しつこいようだけど、気をつけて行ってくださいね。
あと換気も忘れずに!
アルカリ水の温度が下がるまでの間にオイルを量ります。
写真に写っているのはココナッツオイルとパームオイル。
夏以外は↑の2つのオイルとパームカーネルオイルは、
固形になってしまいます。
私の場合、ハードオイルだけを量ったら
まず湯煎にかけて溶かします。
混ざり合うようにときどきぐるぐるします。
だんだん溶けてきました。
このときの温度で大体60度くらい。
ハードオイルが溶けたら、湯煎からはずして
ソフトオイルを量ります。
ここでオイルの温度が下がってしまうので、
もう一度湯煎に戻します。
45度くらいになるまで湯煎に漬けておきます。
時々アルカリ水の温度も見ておきます。
50〜45度くらいになったらオイル
(オイルも45度くらいにします)とあわせます。
まだもうちょっとみたい・・・・
オイル・アルカリ水共に45度くらいになったら合わせます。
さぁここからぐるぐるの開始です!
アルカリ水は少しづつ、ゆっくりと合わせていきます。
ぐるぐるも、このとき勢いよく混ぜると
アルカリ水が飛び散って危険です。
まずはゆっくり混ぜていきましょう。
合わせてすぐです。
ココから20分は休まずに混ぜ続けましょう。
ココを頑張れば、いとおしい石鹸が出来上がりますよ♪
ちなみにレシピは「オリーブポマス・ココ・パーム」です。
5分経過。
だんだん色が薄くなって来てます。
15分経過
まだまだ生地はこんな感じ。
トレースにはまだ遠い・・・・
20分経過。
ここからは休み休み混ぜてもよし、トレースがでるまで頑張り続けてもよしです。休み休みぐるぐるするときは、ボウルの上にラップなどをしておきましょう。生地の温度が低くなってきたら、湯煎にかけて少し温度を上げてやったほうがトレースが出やすいです。(ちなみにこの石鹸は後からココナッツミルクを入れる予定で、アルカリ水が濃いため、生地はもうすでにモッタリしてきています)
ちなみに液体オプションを加えるときは、先ほど使った湯銭を使って温度を少し上げておきましょう。牛乳など冷たいまま入れないように、生地と同じくらいの温度で加えています。
石鹸の型を出しておきましょう。
私は牛乳パックを愛用しています♪
手前は横型で、後ろは縦型です。
主に縦使用です。
(横型の作り方は、前田京子さんの本で知りました。ありがとうございます)
トレースがでました。トレースとは、字が描けるくらいの硬さ。
泡だて器の型が付いてますね。
ココからオプションなどを入れます(香り付けのEOやFO・粉系オプション)
粉系オプションは、生地を別の容器に少し取り混ぜてから、もとの生地に戻すようにしましょう。一気に入れてしまうとダマになっちゃいます。
液体オプションは、入れるものによって、一気にぼてぼての生地になってしまうので、トレースが出る少し手前で入れるようにしています。
型に入れていきましょう。
私の場合、牛乳パック→木箱に入れて保温します。
生地を入れた型を、発泡スチロールや段ボール箱に入れたり、タオルや毛布を巻いて保温します。温度の低い場合は、お湯を入れたペットボトルを一緒に入れておくと良いのでは。
このまま1日放置。気になるのはすごく分かりますが、開けちゃうと温度が低くなってしまうので、ココは我慢です。
(・・・・見る時はチラッとね)
さて24時間後です。石鹸を型から出してみましょう。
この時の石鹸も、アルカリがきついので、必ずゴム手袋をして作業を行ってください。
石鹸を型から出す時・カットする時・石鹸を初めて使うとき。
何度経験してもどきどきするものですね。

さて石鹸を型から出してみました。
これからカットですが、もし石鹸がまだ柔らかいなと思ったら、塊のまま乾燥させておくとカットしやすいです。
カットしていきます。
やっぱり中は柔らかくって、少し切りづらかったです。
カットできたら4週間ほど乾燥させます。
アタシの場合は、石鹸ごとに籠に並べています。
(どれがどの石鹸だか分からなくならない為に・・・)
ちなみのこの籠は100均。
籠の下にはキッチンペーパーを敷いてます。
石鹸と石鹸の間には乾燥剤を挟んでいます。
その上から、繰り返し使えると言う乾燥剤(これは優れものです)
を乗せて・・・
右下にある「シグナル」と言うシールの色が変わると、お日様に当てて乾燥させると、また使えると言うもの。
先輩ソーパーさんに教えていただいて、今は愛用しています。
とっても経済的だしね。
この状態で4週間乾燥させています。
いつもはこの上から遮光の為に、新聞紙をかぶせています。
2日に1回くらいは新聞紙をどけて風を当てて、乾燥剤を取り替えています。
これで4週間 (以上) たつのを待つだけ♪
時間はかかるけど、その4週間の間もどんな石鹸になってくれるのか、
どきどきしながら待ちます。

上に載せた作り方はワタクシの手順、やり方です。 あくまでも参考にお考えください。
しつこいようですが、劇薬を使っていますので、
くれぐれも事故・怪我の無いよう自己責任で作業してください。

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